HIPHOPを音楽としてではなく歴史として知る良書3冊

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HIPHOPへの対する気持ちはそこに没頭した期間やそのカルチャーに魅了された人にとっては『音楽』だけで充分かもしれませんが、今回はここ最近HIPHOPを聴きはじめ、90年代やその時代に起こっていた事など非常に有益な情報が掲載されている書籍を数点ご紹介します。

ヒップホップビーツ

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中古が190円ですか・・・少し悲しいですね・・・

初版発行は1996年。というわけで1996年以前の情報となってしまいますが、
イントロダクションからヒップホップの音楽と文化を紹介しています。

現在HIPHOPの歴史や音楽を掘り下げている方にとって第一章の「ブギダウン」ブロンクスの逆襲は見逃し厳禁です。
シュガーヒルギャングのラッパーズディライト(多くの日本人アーティストもインスパイアされている楽曲)などについてその時代の流れを文章から垣間みる事ができます。

途中途中でアーティストの写真も懐かしい感覚でみる事ができます。

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誰がラッパーを殺したのか?

HIPHOPの歴史で決して忘れては行けない事。
それはあまりにもラッパーが命を落として行く事が多すぎた時代。

この書籍は表紙にみられるように2pacですので、西と東の抗争。

商業的にも大成功を納めていたHIPHOPはビーフを繰り返す事でレコードの売上げをあげるという手法も行なっていたのですが、度が過ぎています。

個人的に2pacが好きなのでここまでしなければならなかったのかと何年経過しても納得がいかないものも多くありますが、彼の死後に出されたドキュメンタリー映画で少し気持ちは解消されました。

R&B/HIP-HOP DISC GUIDE(ヒップホップディスクガイド)

ディスクガイドは数あれど、この書籍は永久保存版として持っておくべき一冊。

R&Bの歴史については割愛しますが、HIPHOPの90年代〜00年代まで網羅しています。
一般的なディスクガイドと異なるのはその時代にどのような潮流があったのかなども書かれており、非常に内容の濃い一冊となっており、リアルタイムにこの時代を過ごしていない方にとってもその音楽の流れが伝わってくるはずです。

今回3冊ほどご紹介させて頂きましたが、以下ページでは洋書とあわせ関連書籍をご紹介しておりますので、より掘り起こしてみたくなった方にはオススメですよ。

ブラックカルチャー書籍ページ
https://b-clt.com/books




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