スパイク・リーの人生とキャリアを視覚的に振り返る1冊。
監督デビュー作『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』からアカデミー賞受賞作『ブラッククランクマン』、最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』までのスチールを収録。
スパイクの弟であり、長年スチール写真家として活躍してきたデヴィッド・リーによる数百枚の未公開写真を収録したこの総合的なモノグラフには、彼の創作過程や文化全体に与えた大きな影響を強調する舞台裏や内部の写真が含まれている。また、10億ドル規模のジョーダン・ブランド商品帝国を立ち上げるきっかけとなった、マイケル・ジョーダンとのナイキの人気CMや、プリンスやマイケル・ジャクソンとのミュージックビデオも収録されている。絶賛されたデンゼル・ワシントン主演の『マルコムX』（1992年）のような初期の作品から、故チャドウィック・ボーズマン主演の『Da 5 Bloods』（2020年）のような最近の作品に至るまで、スパイク・リーの作品はかつてないほど共鳴し続けている。
鮮やかなフューシャ色の表紙にゴールドの箔押しを施したSPIKEは、大胆で美しく、人目を引くデザインが自慢。カスタムブロックのタイポグラフィデザインは、『ドゥ・ザ・ライト・シング』でラジオ・ラヒームが身につけ、2019年のアカデミー賞でスパイクが身につけたLOVE/HATEのブラスリングにインスパイアされている。
この写真集、2012年に公開された、スパイク・リー監督映画『レッド・フック・サマー』（日本未公開）に出演しているジョン・バティステの貴重な写真も掲載されています。
